2023/07/31 11:56
抹茶やウナギに隠れた300年続く地場産業「西尾の鋳物」を体験! 夏休みの宿題お助け企画を開催します
『愉しくなるモノづくりでワクワクを創る』をミッションとする株式会社イナテック(本社:愛知県西尾市、代表取締役:稲垣良次)が運営する鋳造体験工房ritakoboと、西尾市鋳物工業協同組合(所在地:愛知県西尾市、理事長:鈴木英昭)は西尾市の隠れた地場産業「西尾の鋳物」を広く知ってもらうため、夏休みの宿題にも役立つ、西尾市の地場産業を学んで体験できるワークショップを2023年7月29日(土)に開催いたします。
■無から有を生み出すモノづくりの原点「鋳造」
「鋳造」とは、溶かした金属を型に流し込み、冷やし固めるモノづくりの技法。鋳造技法で作られた「鋳物」は自動車の部品をはじめ、マンホールやフライパンなど身の回りの様々な場所で使われています。愛知県の銑鉄鋳物の生産量・生産額は2位と5倍以上の差をつけて日本一(日本鋳造協会HPより)。中でも西尾市はトップクラスのシェアを誇っています。また、「西尾の鋳物」は300年以上の歴史があり、今でも続く主要な地場産業といえます。
■「西尾の鋳物」をもっと知ってほしい!
私たちritakoboは西尾市内や周辺地域で800人以上に鋳造体験を提供する中で、西尾市民に地域を支える地場産業である「鋳造」や「西尾の鋳物」のことがあまり知られていない現状に気が付き、もっと「西尾の鋳物」のことを知ってほしいと考えるようになりました。そこで、同じ課題を持つ西尾市鋳物工業協同組合と協力し、うなぎや抹茶に隠れた西尾の地場産業である「鋳造」「西尾の鋳物」を皆さんに知ってもらい、その面白さを体感できるワークショップイベントを企画しました。今回は小学生を対象に「夏休みの宿題お助け企画」と題し、日々鋳物を作っている鋳造のプロからの鋳物のレクチャーや鋳物探しのフィールドワーク、実際に鋳物(アイススプーン)を作る体験を行います。
■イベント概要
名称:夏休みの宿題お助け企画~地場産業「西尾の鋳物・歴史」を知ろう~
日時:2023年7月29日(土)
①10:00~12:30 / ②13:00~15:30
場所:BOX PARKエキニシ
(愛知県西尾市花ノ木町3丁目61番地)
料金:1人 2,000円
対象:小学3~6年生
内容:鋳物のレクチャー、フィールドワーク、鋳造体験等
定員:各回8名
■今後の企画
・本企画の追加開催を8月上旬に企画中
・愛知県内のイベントやマルシェで鋳造体験を開催予定
(詳細はritakoboホームページから:https://ritakobo.theshop.jp/p/00005)
■西尾市鋳物工業協同組合について
理事長:鈴木英昭 │ 所在地:西尾市平坂町烏多4番地1
1921年に前身である平坂鋳造同盟として設立、2021年には100周年を迎えた。現在は自動車部品や工作機械、一般機械メーカーなど31社が組合員となっている。西尾市の重要な地場産業である「鋳造」を活性化するべく、小学校への出張授業のなど次世代の育成を進めている。
■ritakobo(株式会社イナテック)について
代表取締役:稲垣良次 │ 所在地:西尾市鳥羽町大入20番地1
創業1963年の⾃動⾞部品メーカー。「トランスミッション」を構成するギア部品をメインで製造。モノづくりの本当の愉しさが伝わっていないのではないかという危機感から、自動車部品製造にも用いられる「鋳造」の技法でモノづくりが体験できるritakoboを立ち上げ、運営している。
【お問い合わせ先】
ritakobo 担当:堀井 諒(ほりい
りょう)
〒444-0704 愛知県西尾市鳥羽町大入20番地1 株式会社イナテック内
TEL:0563-62-6427
MAIL:ritakobo00@gmail.com